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第2回講演会 首都圏 6月19日(日) 14時~17時30分(開場13時30分)

設立記念講演会 首都圏 6月19日(日) 受講証は、再発行できかねますので、なくさないよう
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【講演会参加費】会員無料、非会員3,000円
日時:6月19日(日)14時~17時30分(開場13時30分)
場所:慶應義塾大学薬学部2号館4階460大講堂(参加者数400名)

【講演1】
水上 勝義先生 筑波大学大学院人間総合科学研究科 教授

「高齢者に多くみられる症候、障害(精神疾患を中心に)」
高齢者には様々な精神症状がみられます。その治療として薬物療法が行われますが、高齢者は向精神薬の副作用が現れやすく特に注意が必要です。今回は、高齢者薬物療法ガイドライン2015の内容にそって認知症の行動心理症状、不眠症、うつ病に焦点をあて、症例を紹介しながら、薬物療法上の留意点について実践につながる講義を行います。

【講演2】
大井 一弥先生 鈴鹿医療科学大学 大学院薬学研究科 臨床薬理学研究室 教授

「高齢者における薬物動態の変化と薬物治療」
高齢者は、各臓器での生理機能の低下が見られるので、投与した薬物の体内動態は、若年成人よりも遅延傾向にあると考えます。
今回の講演では、経口薬投与における加齢による薬物動態(吸収・分布・代謝・排泄)変化および考慮すべき薬物治療の特性について講義をいたします。

【講演3】
杉浦 伸一先生 同志社女子大学 薬学部 医療薬学科 教授

「高齢者の処方見直しへのアプローチ」
高齢者医療における薬剤師業務のシフトは1989年のゴールドプランに端を発している。それ以降の医療政策は、薬剤師を在宅医療の担い手にすべく進められており、薬剤師に求められる技能も明確になってきた。今回の講演では、高齢者医療に求められる薬剤師の技能について、医療政策、臨床栄養、フィジカルアセスメントの必要性を踏まえポリファーマシーの実態そしてアプローチ方法について具体例をあげて説明する。